統一地方選前半戦の10道県知事選と41道府県議選で、平均の投票率がそれぞれ過去最低となる見通しだ。道府県議選で立候補者数が過去最低を記録し、知事選は与野党が事実上の相乗りで現職を推す構図が大半。候補者、政策とも選択肢の限られた有権者の多くが選挙に関心を持てないまま棄権に回ったとみられる。人口減問題や景気回復の遅れに直面する地方政治の構造問題は深刻だ。