13日の東京株式市場で日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比59円75銭高の1万9967円38銭。世界的な株高基調を追い風に、買いが先行した。前週末10日の米市場でダウ工業株30種平均がおよそ2週間半ぶりに1万8000ドルの節目を回復。前週は中国や欧州の主要株価指数も軒並み上昇し、投資家心理の改善が週明けの日本株にも追い風になっている。半面、10日の取引時間中に日経平均が一時2万円を上回ったことによる目先の達成感や、米主要企業の1~3月期決算発表を見極めたいとのムードから利益確定売りが出て、日経平均は下げに転じる場面もあった。