日本のものづくりは、データの活用でもっと進化させることができる。米国企業の復活と成功、そして新興国の企業の猛追を受け地盤沈下が進む日本の製造業だが、高品質な製品への世界の評価は依然高い。ITでグローバル競争に挑む先進企業の2回目は、新エンジン技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)」で躍進するマツダ。生産ラインで1日当たり3000万件ものビッグデータを蓄積し、カイゼンを超える。