大阪市を廃止して5つの特別区に分割する「大阪都構想」の住民投票が反対多数となって一夜明けた18日午前、橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は、公務のため市役所に登庁。報道陣に「十分眠れました」と話し、笑顔で市長室へ向かった。

橋下氏は、24区長や局長ら市幹部を集めた会議に臨むため、午前11時15分ごろに登庁。「頑張ります」と話した。関係者によると、会議では大阪都構想に関し「実現できず、トップとして申し訳なく思っている。政令指定都市の大阪を大事にして市政運営をやっていく意思が示された」と語った。このほか、12月の市長任期満了までの今後半年間の市政の懸案などを協議するとみられる。