夏のマリンレジャーシーズンを前に、利用客の増加が予想される旅客船などの安全運航を図るため、近畿運輸局と舞鶴海上保安部は7日、舞鶴湾を航行する観光遊覧船の安全点検を行った。両機関の職員計10人が参加して、救命胴衣の確認や法定書類に不備がないかなど真剣に点検した。

安全点検は、舞鶴港・北吸れんが桟橋(舞鶴市北吸)で実施。職員らは船長立ち会いのもとで、遊覧船の「飛鳥」(19トン、定員85人)と「あさなぎ」(19トン、定員94人)に乗船し、船長らに運航状況を聞くとともに、必要な数の救命胴衣や救命浮器などが備えられているか、緊急時にすぐ使用できる状態になっているかなどを点検した。